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牧野内 翔馬インタビュー

目指すは日本代表。
憧れの選手と試合ができる社会人リーグは厳しくも、楽しい。

ラグビーを始めた
きっかけは何ですか?

父親がバレーボールの選手だった影響で、中学生の時はバレー部に入部しました。
ところが、ボール拾いばかりで面白くなく・・・1カ月ほどで辞めました。
本当はサッカーがしたかったのですが、サッカー部がなく、何となく練習に行ってみたラグビー部で、顧問の先生とうっかり握手をしてしまい入部してしまったのが始まりです(笑)
自分より体の大きい人がぶつかって来るのは怖いと思いましたが、ボールがどっちに弾むか分からないところが新しい感覚で、すぐに夢中になりました。
中学時代は、ぶつかるよりも走るポジションのバックスだったのですが、高校からぶつかるポジションのフォワードに転向しました。当時のコーチが自分の性格や特技から適性を判断した結果です。転向してからは、ぶつかる回数が増えて試合後の疲労感も大きいし、最初は嫌でした。でも今は楽しめているので転向してよかったと思っています。

普段、どのような
練習をしていますか?

午前中に練習を行い、午後は仕事をしています。仕事は企画総務部の所属なので、総務系の業務を行っています。シーズン中は1日中練習する日が週の半分くらいあります。練習時間は、筋トレを1時間くらいして、ポジションごとの練習をし、レスリングも習います。
タックルに入る角度とか、手の使い方、足の運び方などラグビーに生かせる点がたくさんあります。体幹を鍛えるために、逆立ちして10メートルくらい歩くトレーニングもあるのですが・・・これは苦手です(笑)
バックスは逆立ちが得意な人が多く、130キロくらいある人でも易々と逆立ちします。

最近、印象に残ったことは?

最近、人生で初めて引き分けで終わった試合があったのですが、その試合は非常に感動しました。
勝ったわけでもないのに不思議に思うかもしれませんが、試合冒頭はずっと苦戦していて、負けていました。
たくさん走り、足がつったりと、辛い試合運びでしたが、徐々に追いついて、最後はキックを決めて同点になったとき、会場の盛り上がりも最高潮で試合をしていた自分も感動のあまり思わず泣きました。負けてしまう流れだったのに、最後に追いついたのは、とても気分がよかったです。

ラグビーをやっていて嬉しかったことは?

試合に出て声援を送ってもらうのはとても嬉しいです。頑張れ、もっと走れ、と活を入れていただくことも力になります。選手は試合に集中しているから声援は耳に入っていないと思われる方もいるようですが、たいていの声は聞こえています(笑)
試合中に声をかけられると、疲れもとれるし気が楽になるんです。凝り固まった視野も広がるのでとてもありがたいです。毎回来て声をかけてくれる人やSNSに写真を載せたり送ってくれる方もいます。ファンの方が撮ってくれた写真を福岡の実家に送ったら、喜んでくれました。
また、会社のみんなも応援してくれて、特に自分の横断幕をサプライズで作ってくれたことは、びっくりしたし、とても嬉しかったです。改めてこの会社に入れてよかったな、と思います。
会社の有志から贈られた牧野内選手の横断幕に
「応援は励みになる」と牧野内選手
また、ラグビーを通じて全国にたくさん友達もできました。それは、ラグビーを続けてよかったと思える理由の1つです。高校時代の九州大会では別の学校のチームでも、宿が同じだったりと交流の機会があるので仲良くなることもあります。
学生のときに出会った友達とは今でも連絡しています。試合を毎回見てくれていて、全然だめだったぞ!とか、手厳しいコメントもしてくれます。ラグビーは体を当てるスポーツなので、試合の最中はぶつかり合っていますが、フィールドから一歩出て話してみたら気があって仲良くなる、といったこともあります。ラグビーだけでなくスポーツのいいところだと思います。
社会人チームに入ってからは、対戦相手に日本代表の選手がいることもありますが、学生時代からの憧れの選手と試合ができることはとても楽しいです。

ラグビーをやっていて辛かったことは?

練習ですね(笑)
限界まで走ったり、もう無理だと思うまで鍛えるので、社会人チームに入ってから練習のレベルも上がったので慣れるまでは辛かったです。辛い練習をしたのに試合に負けると、疲労も倍増しますし、気力も失せます。だから絶対に負けたくない!という気持ちで試合に挑みます。
一番悔しかったのは、高校生のときに全国大会でベスト8で負けたとき。そのときは、学生時代最後の試合だったので優勝する気でいたので、負けたときはもうラグビーしたくないな、と思ってしまうくらいショックでした。でもやっぱりラグビーが好きだし、今ではラグビーしていないと落ち着きません。きつい練習も嫌いではありません。

プライベートはどのように過ごしていますか?

食べることが好きなので、ネットで調べて同期のみんなとおいしい焼肉店に行くのが趣味です。三宮選手は料理がうまいので、たまに朝ごはんを作ってくれます(笑)
特に食事制限を管理されているわけではないので、栄養バランスは自分たちで考えて食べるようにしています。暴飲暴食はもちろんしません。お菓子やジュースなどは口にしないように気をつけています。ルールはありませんが、良質なたんぱく質をとるといった食事の工夫は社会人になって学びました。鶏肉も皮をはがして食べたり、油を避けたり、ご飯を少なくしたり。基本的に自己管理です。
土曜日は試合があるので、日曜日だけ体を休めることができます。休みの日には遊びに行きたいところですが、日曜日に出かけると疲労がとれないので、家でじっとしています(笑)土曜日に、試合が終わったあと、ご飯を食べて温泉に行ったりするくらいで、派手な遊びも全然しません。

ラグビーや仕事を通して成長したことは?

メンタルが強くなりました。ラグビーの辛い練習の積み重ねから「なんでもやれる」と思う自信と力がついたことで精神力が高まったと思います。
チームにメンタルトレーナーがいるのですが、一人ひとりの目標を決めて、どうやって達成していくか相談したり、試合に出れなかったときの、モチベーション維持のアドバイスをしてくれるなど助けになってくれます。遠征のとき、部屋だと話しづらいので、外で散歩しながら話を聞いてくれることもありました。一緒に神社を巡ったり、日本の文化遺産に行って落ち着いた時間を過ごすこともあります。

今後の目標は?

日本代表に入って、試合に出ることです。
2019年にはワールドカップがあるので、そこに向けて実績を積み重ねていくことが今の目標です。
試合に出ていれば、必ずチャンスはあると思うので、まずは続けて試合に出ることが重要と思っています。

今後も引き続き試合に出れるよう、今後も力をつけて頑張りますので
応援よろしくお願いします!
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